アキの指が私の……

なぜ私が、アキに体を委ねたのか、そのときの気持ちは自分自身でも理解できませんでした。
ただ、姪とはいえ、ひとりの女の肌が私の体に触れた刹那、私の中のなにかがふいに目を覚ましたような感覚に捕らわれたことだけは確かです。
私にもそれが何かはわからないまま、体からひとりでに力がぬけ、気がついたら姪にされるがままになっていたのでした。
アキは、私のそれまでこわばっていた体がふいに脱力したのを感じると、本性を露わにして、私をはげしく求めはじめました。
私に対する彼女の扱いは、とても手慣れたふうで、レズとしてすでにこれまで多くの体験を重ねたことを物語っていました。
私はそんな彼女に抱かれて、依然として不安感とそして、期待感がこみあげるのをどうすることもできませんでした。
彼女は一旦、私から身をはなすと、私のネグリジェをはずしにかかりました。アキからみれば私は、母親ほどの歳のはずですが、いまは立場が逆転して、私は彼女の思うがままに動かされていました。
ネグリジェの次は、下着です。するすると、ふと腿の上を下着がずりおろされていくにつれて、これまで固く下腹部をしめつけていたものから解放され、同時に気持ちまでもが何かにかって解き放たれていくかのようでした。
アキの指が、私の股間にあてがわれた瞬間、下腹部にピリッと電気のような刺激がはしり、私はおもわずピクリと首をのけぞらせました。
これからいったい自分に何がおこるのだろうという思いと、こんなことをしてはいけないという罪の意識がいりまじって、私はアキの手首に夢中ですがりつきました。
するとアキが、私の髪を優しくなでつけてくれました。それはまるで母親か子どもをなだめるときの仕草にも似て、事実私はずいぶん慰められた気分になりました。
アキの細い指が、最も敏感なところをさすりはじめたとき、私はそれによってもたらされる快感を受け入れることによって、罪の意識を忘れ去ろうとしていました。私は身もだえし、胸で大きく息をつきました。