ジュゴンに抱かれて

鳥羽水族館は入場客たちで混雑していました。
私もさっき、この水族館の目玉ともいえるラッコとジュゴンをみて、満足していました。

コーラを買ってベンチを探していると、一人の男性のいるベンチがみつかりました。
ほかのベンチは親子連れやカップルたちに占領されています。
私は、その男性に声をかけました。
「ここ、いいでしょうか」彼は優しそうな目で、私をみました。
どこかジュゴンに似ている…。
私は心の中でつぶやきました。
「どうぞ」そう言って、彼はたちあがりかけました。
「もういかれるのですか」「あなたにわるいと思って」「そんなことありませんわ。
もっといてください」それでもまだ彼がもじもじしているのをみて、私は彼にちかより、その手をにぎってやりました。
「こうしてれば、恋人同士にみえるでしょ」私は彼がどぎまぎする様子がおかしくてなりませんでした。
それで私のあしと彼のあしがくっつくまで身をちかづけました。
そのじぶんには私の中に、もやもやしたものがうごめいていました。
「ねえ、二人だけになれるところにいかない」それから三十分後、私たちはホテルの一室で、裸で向かい合っていました。
彼はとても大きな体をしていました。
それでも、なかなかエンジンがかからない様子なので、私は彼の前に両あしをひろげて立たつと、前屈みになって、お尻をつきだしてやりました。
ごくりと彼の生唾を飲む音がきこえました。
その直後、私の中に太くて固いものがズンとおしこまれました。
彼は満身の力をこめて、私の中に入れたものを出しては入れ、入れては出すを、息を荒げながら何度も何度も繰り返しました、私の体は彼に抱えられて足は床を離れて宙にういています。
彼の物凄く太いものに突きあげられているうちに、だんだん意識がうすらいできた私は、なんだかジュゴンとセックスしているような感覚になってきたのでした。