バイト先で恋人募集。

私が一浪の後、大学に入った頃のことです。
田舎から上京し、初めてアルバイトをしました。
大手のコンビニで、店長がオーナーでもあるフランチャイズ形式だったと思います。
そこの先輩はフリーターの年上の女性で、うっかりミスを連発する私に根気よく仕事を教えてくれました。
特に美人というわけではありませんが、日に日に好きになり、相手もまんざらでもなさそうなので告白しました。
結果はあっさり断られて、いづらくなってコンビには辞めました。
それまで特に女性と付き合いたいと思ったことがない私でしたが、ヘタに上手くいきそうだと思ってしまったせいかにわかに彼女がほしくなり、急遽恋人募集を始めました。
といっても、友人らによさそうな女性はいないか聞いたり、今まで付き合いだった合コンなどでできるだけがんばるようになっただけですが。
それでも募集しているといっていればいくらかはチャンスもめぐってくる物で、何人かとデートなどに行くことができました。
とはいえ今まで何もしてこなかった人間に早々恋人などできるわけもなく、大抵一度きりの関係で終わりました。
そんなあるとき、合コンでコンビニの先輩に再会したのです。
これは運命かと思い、思い切ってもう一度告白しました。
実はオーナーと付き合っているから無理と断られました。
合コンに出たのは付き合いだそうです。
まあそういうこともありますが、当時の恋人を募集してなんだかんだやっていた日々はいい思い出です。
そういうことをするようになったきっかけになった先輩のことは今も思い出します。