出会い系サイトで知り合った芸術家の卵

「芸術家の卵、志村との出会い」
「名字を教えてくれない彼女」
彼女とは出会い系サイトで知り合いました。
彼女は将来やりたい事などたくさんの事を話してくれましたが、何故か名字だけは教えてくれなかったのです。
しかし、ある時彼女の免許証を見ると名字に志村と書いてありました。
なるほどと少し笑ってしました。

「彼女の絵は摩訶不思議」
デートを重ねていると彼女は自分の描いた絵を見てほしいと言いました。
私は上手いんだろうなと思い見てみると、ピカソのような抽象画でどこを褒めていいのか分かりませんでした。
こういう絵を評価するのは素人には難しいと思いました。
当然デートコースも美術館で、絵心のない私には苦痛でしたが、彼女と入れるから我慢しました。

「彼女への告白」
彼女への告白はデートを重ねて数カ月してからでした。
キスはした事があったので上手くいくと思っていたのですが、絵に集中したいから付き合う事は出来ないと言われました。
予想外だったのでショックでしたが、理由があるならと諦めました。
しかし、芸術家って恋愛もしてはいけないんだなって思うと厳しい世界だなって感じました。

「そりゃないよ、志村さん」
その後も月に何度か彼女とデートをしていました。
彼女とは毎週あったことなどいろいろ話をしました。
しかし、ある時彼女に彼氏が出来た事を彼女から聞きました。
そしてその男性は私の親友でした。
何度かデートをしたときに、一緒にいたのが理由でした。
そりゃないよって思いました。