外貨取引の専門用語だと思った
妻から「スワッピング」という単語を初めて聞いた時、外貨取引の専門用語だと思いました。
それが夫婦交換セックスのことだと説明されてとても驚きました。
しかも私たち夫婦もやってみようというのですから二度びっくりです。
結婚生活15年。
そんな話は一度も出たことがありませんでした。
女の集団と言うのは怖い物です。
妻のスワッピングの誘いは、発端は最初に学生時代の友だちとのいわゆる女子会でのことです。
酒が入り、参加者の一人がスワッピングをしているという暴露話をしたそうです。
参加者はみな既婚者ばかりだったために、また、40歳というセックスレスになりがちな年齢ということもあって、話が盛り上がったそうです。
その後、素面に戻ってから、妻を含めた三人が自分たちもやってみようという話になったそうです。
私たち夫婦はすでにセックスレスでした。
正直、私は妻に余り魅力を感じなくなっており、他の女性とセックスをしたことも一度や二度ではありません。
妻の方はどうか分かりませんが、外出がちでもあったので、それなりにあるのではないかと思います。
このように私は私で他に汚損でいたために妻のスワッピングの誘いには全く興味がありませんでした。だから断りました。
しかし、妻が友だちの手前、自分だけ夫に断られたとなると恥ずかしいと言います。
珍しく頭を下げて懇願してきました。
一回だけと言う約束で付き合うことにしました。
妻の友達のすでにスワップ愛好家の夫婦が参加しているスワッピングのサークルのような会がありました。
複数の寝室のある貸別荘などを借りて、愛好家の夫婦数組が参加するのです。
私たち夫婦と妻の二人の友達夫婦は初参加です。
ベテランのアドバイスから初参加だから大規模な方が入りやすいということでした。
全部で十二組の夫婦が、二組ずつ六つの寝室に分かれてスワッピングをするのです。
私たちが最初にプレイしたのは、初老と若妻の夫婦でした。
私は愉しめましたが、妻は微妙な表情でした。
相手夫婦は夫の方がやたら興奮していました。
二回戦目は、さっきとは逆に若い夫と私達と同じ歳くらいの妻です。
同じ歳くらいでも私の妻よりも引き締まった身体と清楚な顔立ちの女性で、アソコの具合も良かったので結構愉しめました。
妻も今度は若い男相手なので愉しんでいてます。
そしてしきりに自分を見るように私に声をかけてきます。
仕方なく見ていてやると妻は異様なほど興奮して、何回もイっていたみたいです。
久々に見る妻の「女」の表情で私までなぜか興奮してしまいました。
理解できなかったスワッピングの愉しみが少し分かりました。