初めての体験

ある雨の日、私と友人の二人でカラオケに行きました。

すると田舎なのでみんな他に行くところがないのか、受付の前には出会い系サイトでの知り合いが沢山いたのです。

その中に友人の男友達がいて、合流して一緒にカラオケを楽しむことになりました。

その男性達は、一人は背が高くて顔はさほどイケメンではないけれど服装や髪型がオシャレな雰囲気イケメン(A君)で、もう一人は目鼻立ちのハッキリしたハーフのような雰囲気の男性(S君)でした。

私は人見知りするほうなので、最初は男性たちとあまり話すことが出来ませんでしたが、二人とも歌がとても上手で、私と友人のリクエストに応えてくれたりハモってくれたりしてその場を盛り上げてくれ、私も緊張が解けて仲良くなることができました。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、カラオケ店を出ると午後11時をまわっていました。

友人は明日も仕事があるからとタクシーで帰りましたが、私は彼らに飲みに誘われてタクシーで駅前に移動し三人で居酒屋に入りました。

A君とS君は高校時代の悪友で、よく二人で先生や女子にいたずらをして困らせていたそうです。

二人の仲の良さに、男の友情はいいなとか感じました。

私は高校時代の友人とはほとんど連絡を取っていませんでした。

女の子は口約束ばかりで、今度また遊ぼうと言って連絡をくれる子はほんの一握りだけでした。

だから私には男友達の方が信頼できるという気持ちがあったのです。

A君とS君の二人とも、これからも長く付き合っていける友達になれたらいいなと思いました。

でもそんな事を考えていたのは私だけだったのです。

居酒屋から出た私は酔いが回って足元がふらついてしまっていました。

A君とS君の二人に支えられながらタクシーに乗るといつの間にか眠ってしまったのです。

気がつくと知らない部屋のベッドに寝ていました。

起き上がるとそこにはA君とS君の姿がありました。

「美咲ちゃん寝ちゃったから家どこか分からなくて、とりあえずAの部屋に連れてきたんだ。もう遅いし泊まっていけば?」とS君が言いました。

私が帰ると言うと、二人は自分達はSの部屋で寝るから安心してと言い、部屋を出て行ってしまったのです。

鍵を閉めずにその場を離れることは出来なかったので、仕方なくその日はA君の部屋に泊めてもらうことにしました。

もちろんパジャマも何も持ってきていない私は、携帯歯ブラシで歯を磨いて、化粧はティッシュで拭き取って眠りました。

ベッドはパイプ製のシングルサイズで、布団カバーが男の人の匂いがしました。

ようやく眠りについた頃、二人が戻ってきたようで声が聞こえてきました。

だんだん足音が近づいてきて、耳元で「美咲ちゃん」と名前を呼ばれました。

私は体を声のした方に向け目を開けると、それと同時にキスをされたのです。

暗くてどちらにされたのかはわかりませんでした。

生温かい舌が私の口内に入ってきて声が出せませんでした。

手で必死に体を押し返そうとしましたが出会い系好きの男性の力には勝てず手を布団の上に押し付けられてしまいました。

口が解放されたそのすぐ後、今度は私の耳に舌が入ってきました。

耳が敏感な私は不覚にもいやらしい声が漏れてしまいました。

すると彼らの本能に火がついたのか、貪るように私の服を剥ぎ体のあちこちを弄んでいきました。

私はいつの間にか身体中が熱くなって、もっとして欲しいと思うようになっていました。

二人に代わる代わる犯された私は、放心状態で天井を見上げていました。

その時の初めての複数での性体験が、私にはとても刺激的で忘れられなくなってしまったのです。

今でも彼らから連絡が来ると、あの時の興奮をまた味わいたくてつい行ってしまうのです。

その事は勿論友人には話していなくて、三人だけの秘密にしています。