スワッピングで彼の手が、そのとき………

ベッドの上では、二人が体をかさねあうようにして横たわっていました。
私はそれとなく、主人の腰のものに目をやりました。しかしそれは、力なく萎れています。期待した反面、なぜかホッとする私でした。でも、このスワッピングの目的が、主人を発奮させることに
あるのですから、やっばりそこは精力的に漲ってくれなくては困るというものです。
主人は彼女の胸から下腹部にかけて執拗なまでに愛撫をくわえました。
かんじやすいのか、彼女の口からちいさく、吐息にまじって声がもれでています。主人にしても、これまでの私との度重なるセックスで、女のあつかいには手慣れているはずです。泣き所もこころ
えていることてじょう。主人が彼女の股間に手をあてがい、巧みに刺激をあたえるたびに、彼女のあげる声がだんだん大きくなりだし、やがて彼のからだにあしをからませ、身もだえするシーンも
ふえていきました。
彼が、自分で腰のものに確かめるように手をふれました。さっきからその行動はなんどとなく繰り返されています。でも、まだそれは依然としてふんにゃりとだらしなく垂れています。
私もそれを見るとさすがに、いきおいよくたってくれることを、心で強く念じるようになっていました。これでは到底、彼女とまじわることなどできはしないでしょう。
私は、だめでしたと主人が相手にむかって、不甲斐なくあやまることだけはみたくなかったのです。
その主人の口から、ため息がもれました。いくら頑張っても、体は言うことを聞いてくれない様子です。
やっぱり、このまま二人に断って、立ち去ったほうがいいのかしら………。
私が弱気になりはじめたそのときです、彼の指が私の乳房のさきをきキュッとつまんだのは。
快感が乳房全体に網の目のように走り、私は目をほそめました。彼のもう片方の手が、私の太腿の間にすべりこんできました。主人たちに気をとられていた私は、すぐにはなにもできずに、ただ彼か
ら与えられる愛撫に無心に身をまかせるほかありませんでした。