手裏剣投げの上手な彼

楽しみにしていた伊賀の忍者屋敷を訪れたときのことです。
忍者体験コーナーで手裏剣をなれない手つきで投げていると、となりにいた男性の放った手裏剣が、もののみごに的に当たるのを見ました。
「どうしてそんなに、お上手なんですか」私が声をかけると、彼は笑って、よくここにくるのですと答えました。
彼はそして、私の手をとって、手裏剣の投げ方を親切にコーチしてくれました。
そのやり方で私が投げると、さっきはぜんぜん当たらなかった的に、うまく当たるようになったから驚きです。

それからは私は、彼につきしたがっていろいろ忍者体験を楽しませたもらいました。
「きみは、しなやかな体をしているね」私は彼の言葉に素直に喜びました。
「学生時代、水泳部でしたの」私はそして、手裏剣投げを教えてもらっているときにふれた、彼のたくましい体の感触を思いだしました。
「いつもジムで鍛えているんだよ」そんな彼をみているとふいに、抱いてもらいたいという気持ちが胸をかすめました。
彼にも、そんな私の気持ちが伝わったらしいです。
彼が私の腕に優しく肘をからませてきました。

その夜、私たちはホテルの一室にいました。
おたがい上着をぬいで、自慢の体をみせあいました。
筋肉質な彼の体、私のしまってしなやかな体が向かい合いました。
その彼の全身に力がみなぎり、私を軽々と抱きかかえて、ベッドに横たえました。
彼の視線が私の裸のうえをはいまわりました。
私は自分の体をひらいて、彼が興奮する様子をたのしみました。
はやくそのたくましい体でむちゃくちゃにされたい衝動がわきおこるのをどうすることもできませんでした。
彼はそれにこたえるように、ふとももの間に手をこじいれてきて、体毛をかき分けながら、私のいちばんやわらかい部分に指のさきをさしいれてきました。
彼はそれからも時間をかけて私をもみほぐしてから、一度その場で上体をおこすと、私をかかえあげて、彼の硬直したもののうえにおろしました。
手裏剣同様、みごとに的を射ぬきました。
私は彼の腰に足をからませました。
すると彼は、ベッドの端に両足をおろし、そのまますっくと立ちあがったのです。
私は敏感な部分を彼のものによって強く刺激されるとともに、奥底から絶え間なくこみあげるはげしい快感に全身をつらぬかれて、もう頭の中がまっしろになってしまい、ただただ彼にしがみついた背中に強く爪を突きたてるほか何もできませんでした。