甘く危険なセックス

私のマンションの部屋で半同棲だった彼とは、もちろん毎晩セックスしてた。

1人暮らしの大学生同志。

私は21歳。出会い系サイトで知り合った彼は年下で、まだ19歳だった。

彼は童貞だったけど、私とのセックスで開花したみたいだった。

毎晩毎晩、求められた。

私も好きだったから(彼もセックスも)毎晩応えたし、彼とのセックス自体、だんだん良くなっていった。

そんなある日のことだった。

「・・・・あっ・・・・・・」

彼が最中にそう言った。

「もうないじゃん・・・・・」

ベッドサイドの引き出しにいつも入れてあるコンドームが、きれていた。

彼ももう初心者じゃなくなっていたし、私も甘かった。

「外に出そうよ、先輩たちの中には、一度もゴム使ったことないけど、大丈夫って言ってたし。」

「そう?」

そう言って、絶頂を迎えるころ、

彼はそれを、私のお腹の上に出した。

白くドロドロしたそれを見て、危険なこととは何も思わなかった。

けど、膣外射精なんて、避妊でもなんでもないんだと知ったのは、

その後2カ月経ってからだった。

10日も遅れていた生理を不審に思った私は、

彼と一緒にコンビニで検査薬を買った。

部屋のトイレに入って、その小窓に線が現れた時、

私は泣き崩れ、トイレのドアからなだれ出た。

彼は『卒業まで待ってくれないか』と言った。

彼はまだ大学2年、私は4年で、その頃は就職活動真っただ中だった。

デキたからと言って、結婚できるような環境ではなかったからだ。

卒業して、ちゃんとしたところに就職したからでないと

養ってなんかいけない

そう考えての言葉だった。

それに彼は有名私立大学の学生で、ご両親が苦労してここに入れてくれたのだと

バイト中に言っていたのを覚えていた。

そんなご両親を裏切ることはできなかったんだろうと思う。

私も私で、彼のことは好きだったけど、結婚しようなどとは思ってなかった。

というより、結婚自体、遠い将来の話だと思っていた。

やりたいことがたくさんあったからだ。

『そうだよ・・・・・なんで・・・・今なのよ・・・・』

私もそう言ったのを、覚えている。

結局私たちは、堕胎する道を選んだ。

そのあとしばらくして、彼とは別れることになってしまったのだけど、

彼は本当に、終始優しかった。

病院の廊下で祈るように待っていてくれたこと。

麻酔から覚めた私を、泣きそうな顔で、手を握り締めながら見つめていたこと。

それからもずっと、私の体を気遣いながら、一緒に暮らしてくれたこと。

水子の供養に一緒に行ってくれたこと。

子供っぽい人だったけど、優しく、思いやりのある人だった。

もう少し、その時期が遅かったら・・・・・・

何年も経った今でもそう思う。

そしてそのあと、男と付き合っても、怖くて何年かセックスができなかった。

子供に申し訳ない気持ちでいっぱいで、

またそんなことになったらどうしようとか、

そんな思いでいっぱいで。

セックスは楽しいだけじゃない。

未婚の男女のそれは、

楽しいというより、

常に責任がつきまとう、

甘く、重い、行為だ。

今ではデキ婚の率の方が多く感じるが、いつでも結婚できる環境にいるわけじゃない。

学生同志なんて、さらにそれが高校生同志や中学生同志ならなおさらだ。

セックス三昧の日々もいいが、本当の意味で出会い系サイトとかで遊んで『大人』になってからするべきものだと改めて思う。

私のような思いをしないために。

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