真っ白な快感

仕事で三重県の津市を訪れた私は、商談も無事終えて、ほっとするとともに無性にのみたくなって、一軒の居酒屋にとびこみました。

まだ宵の口とあって客の数は少なく、ひっそりした店内で私は酒のグラスを傾けていました。
今夜は一泊して、明日帰ればばよかったので、気分はリラックスしていました。
隣に、女性が座りました。
声をかけてもらいたい様子です。
「いっしょにのみませんか」「いいわね」彼女の体から、かすかに消毒薬の匂いがします。
「気がついた、私、看護師なの」「きょうは休みですか」「ううん、さっきまで、病院にいて、やっと解放されたの」「だいぶ、上のほうなんでしょう」彼女は何もいわなかったが、おそらくは長がつく役職だと思います。

年齢的にも50前ぐらいでしょうか、おちついていて、貫録さえ感じます。
「ねえ、今夜つきあってくれない」「いいよ」私ものぞむところでした。
彼女はだれか夜をいっしょできる男を探していた模様です。
看護師という仕事の過酷さをしらない私ではなかったので、そんな気持ちになるのも無理ないかと思いました。

ホテルに行くと、彼女はシャワーを浴び、バスローブに着替えました。
私も同じ姿になると、ベッドの上で彼女とキスを交しました。
片膝をひきよせ、ふとももの内側に手をあて、そのやわらかい部分をなんどもなでさすりました。
時折指のさきが下着におおわれた部分にふれると、彼女がぴくりと体をふるわせました。
私はその盛り上がった下着の間に指をこじいれ、皺にはさまれていた彼女の芯をひろげると、下着を横にずらせて自分の硬直したものを勢いよく突き入れました。
彼女が眉間を皺寄せて、ウッと声に出しました。

それから時間をかけて私は、彼女を次第に快楽の極みに導いていきました。
そして絶頂に達した彼女を私の最後のひと突きで落とした瞬間、彼女の頭の中にはもはや、過酷な仕事でたまりにたまったストレスも何も、きれいさっぱり消え去り、そこに残っているのはただ真っ白な快感だけだったにちがいありません。