立ち飲み屋で会った女とその日のうちに……

愛媛県の松山市は、街の規模のわりに飲み屋が多い。
その日は土曜日で、私は仕事終わりに、職場の上司と同僚と数人で飲みに出た。
楽しくない訳ではないが、週6日、ずっと顔を合わせて一緒に仕事をしているメンバーと飲みに出ても、新鮮味がなく、おまけに上司が居るということで、多少なりとも気を使わない訳にはいかない。
1件目の居酒屋だけ行って解散という流れになれば良いなと内心期待していたが、その日は上司がご機嫌で、結局、数件はしごすることになった。
上司は行きつけのスナックやらバーに、私たちを連れて行って、馴染みの店員に「俺は会社の若いやつらに、こんなに人気があるんだぞ」という風ないいところを見せたかったようだ。
ようやく解散したときは、深夜の3時を回っていた。私は酔い覚ましも兼ねて、歩いて帰ることにしたが、途中に20代前半の頃によく行っていた、安い立ち飲み屋があるのを思い出し、一杯だけそこで飲み直そうと決めた。

愛媛の立ち飲み屋は、サラリーマン向けというよりも、学生が好みそうな、安価で飲めて、それなりにおしゃれな作りのお店が多い。私が行ったのも、そういうお店で、週末はナンパスポットと化している。
土曜日とはいえ、さすがに3時を過ぎていると、人波は退いていて、店には男ばかりが4、5人居るだけだった。
ビールを一杯だけ飲んだら帰ろうと思っていたが、それまでにだいぶ飲んでいたせいか、お腹にたまり、思いのほか酒が進まなかった。私がビールに手こずっている内に、20代半ばの女がひとりで店に入ってきた。
女は常連らしく、店員に気安く話しかけられていた。女が私の隣の空いているスペースに身を落ち着けたので、軽く会釈をすると、酔っているのか、かなり人懐っこい感じで話しかけてきた。
「お兄さんこの店よく来るの?」そんな質問から始まり、「こんな時間まで何してたの?」なんて質問をされ、私はそれに答えながら、同じ質問を彼女に返した。
話している内に、彼女のグラスが空いたので、私は奢るからもう一杯飲むか? と聞いてみた。あまり美人ではなかったが、酔っていると女性に対してのハードルが下がるので、この時点でそれなりの下心があった。
彼女が素直に「ありがとう」と言ったので、私もぬるくなったビールを流し込み、お互いにもう一杯ずつ飲んだ。

店がラストオーダーを取り出したのをキッカケに、彼女の方から、別のところに行こうと誘ってきた。断る理由もないのでOKし店を出ると、彼女の方から手を握ってきたので、これはイケると確信し、私がこの時間に開いてる店は少ないことを理由に、ホテルで飲もうと提案すると、彼女はすんなり「良いよ」承諾した。
今まで飲み屋で知り合った人と、ホテルに行く経験は何度かあったが、初対面というのはさすがになく、「今日は私が特別ツイているのか、彼女がかなりのビッチなんだろうな」そんなことを考えながら、ラブホテルに行くと、エレベータに乗るなり、彼女の方からキスしてきた。
これは、かなりのビッチだな。そう思いながら、部屋に入るとシャワーも浴びずに、ベッドに直行した。

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