赤く色づいたアジサイの花のように

さきほどの雨で、公園内のアジサイはいっそうあざやかに色づいています。
ここは伊達市の久保田アジサイ公園です。

ゆるやかな起伏がつづく広い大地にたくさんのアジサイが咲きならび、その間をいきかう見物客も多いです。
僕の前にも、しゃがんでスマホで撮影している女性がいました。
2人の間を遮るようにアジサイが茂っているので、撮影に夢中になっている彼女は、僕にはまだ気がついてない様子です。
こちら側から彼女のスカートの中がまるみえになっていて、おりまげた膝のすきまからもりあがるようにして白い下着がのぞいています。
アジサイもきれいですが、彼女もまたそれにまけないほどビューティーでした。

ふいに彼女がこちらに顔をむけました。
まともに顔があいましたが、その顔がにこりと笑うのを見て、すくわれた気持ちでした。
「ここのアジサイ、最高ね」「君も、最高だよ」「まあ」そのやりとりで二人はうちとけあい、それからはいっしょにアジサイをみてまわりました。
「あなたがアジサイの花の向うから私をみてるの、わかっていたわ」「え、やばい」「私、わざとそのままにしていたの」彼女が僕を誘っているのが、その言葉でわかりました。
一時間後、僕たちはホテルの一室にいました。
あのときアジサイ越しにみた彼女の下着を、いま僕は指をかけておろしていました。

そしてあしをひらくと、黒々とした体毛があらわれました。
それをかきわけると皺にはさまれた間から、赤くいろづいた彼女の芯がのぞきました。
アジサイ公園でみたみごとにいろづいたアジサイの花たちを、僕はおもいだしながら、その芯をそっとひらきました。